こんにちは。三澤です。
10/30、久々の太陽熱養生処理がセット完了しました。
暖かないい陽気で、ビニールマルチを張った後はあっという間に中が曇りました。
今回は2mほどの小さなウネを3つです。
今回の太陽熱養生処理は、11月下旬から12月にかけて種まき予定のホウレンソウ、ダイコン、シュンギク用。
真冬の保温栽培のための土つくりです。
Facebookにアップした際、こんな質問を受けました。
「この時期でも太陽熱養生処理は有効なんですか?」
「太陽熱をやる前に土壌分析は必須でしょうか?
ハクサイ出荷の片手間ですが、空いてる畑で小さくやってみたいと思っているのですが、予定土壌はどういう状態か全くわかりません」
たしかに、真夏が一番効果は高いのですが、BLOFの太陽熱養生処理には、高温だけに頼らない様々な効果があります。
土をやわらかくし、ミネラルを吸収しやすくし、良い菌を増やし、水溶性炭水化物を根から供給してくれる、などです。
よく本にある「太陽熱消毒」と違って、BLOFは高熱だけがすべてではないので。
もっとも大きいのは、菌を味方につけているところだと言えるでしょう。
しかしやり方は特別難しいものではなく、普通料理に使うような材料で出来てしまいます。
秋遅くでも、春先まだ少し寒い時期でも、たとえ1週間、2週間でも、太陽熱養生処理やるとやらないとでは、まったく生育が変わってきます。
野菜つくり初心者でも、消毒や農薬なしでも病気や害虫に強くなり、美味しさも増し、多収穫になります。
種まきや苗の植えつけ前に、ぜひ太陽熱養生処理がおすすめします。
「BLOF理論で有機菜園」(三澤明久 著・小祝政明 監修)
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