寒さに強く一年中育てられる
こんにちは。三澤です。
「冬菜」「雪菜」とも呼ばれるコマツナは、ほぼ一年中栽培することができます。
炒め物、おひたし、汁ものなど、幅広い料理に利用できて重宝するコマツナ。
東京、江戸川区の小松川周辺が発祥と言われるコマツナは、現在では全国で育てられています。
発芽率が良く、寒さにも強いため、初心者でも育てやすく、家庭菜園でおすすめの野菜です。
コマツナ 栽培の基本データ
科名 | アブラナ科 |
食用部分 | 葉・茎 |
病害虫 | アオムシ、アブラムシ、白さび病、コナガなど |
発芽適温 | 15〜20℃ |
生育適温 | 15〜20℃ |
土壌酸度(pH) | 6.0〜6.5 |
初期の肥効を良くして一気に育てる
写真は、コマツナの発芽。
発芽率が良く、暖かい時期なら1ヶ月〜1ヶ月半で収穫できます。
栽培期間が短いため、初期の肥効を良くし、一気に育てることがポイント。
コマツナ 栽培の肥料
コマツナの根は浅いため、土の表面から10㎝ぐらいの深さに、堆肥、肥料をバランス良く与えます。
必要な元肥量の目安(1m2あたり)
チッソ肥料(チッソ率7%)
86g
堆肥(C/N比17〜23)
600g
牛糞堆肥(チッソ率2.2%の場合)
600g
ミネラル肥料
- 牡蠣殻石灰 100g
- マグネシウム/60g(水溶性苦土:25%)
- 微量要素資材/30g程度(鉄、マンガン、ホウ素、銅、亜鉛)
必要な追肥量の目安(1m2あたり)
チッソ肥料の追肥量
30g
ミネラル肥料の追肥量
- 牡蠣殻石灰/20g
- マグネシウム/30g
- 微量要素資材/20g程度
プランターやレイズドベッドで手軽に育てられる
コマツナは根が浅いため、プランターや、簡易的なレイズドベッドで手軽に育てられます。
それではまた。
「BLOF理論で有機菜園」(三澤明久 著・小祝政明 監修)
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