毎晩飲んでいたお酒をほぼやめました/プチ禁酒で仕事と遊びの時間を増やす
こんにちは。三澤です。
毎晩欠かさず飲んでいたお酒をほぼやめました。
僕にとってはちょっとした事件です。
「ほぼ」としたのは、平日毎晩一人で飲む習慣をやめたということで、まったく飲まないわけではぜんぜんありません。飲み会に誘われれば喜んで行きます。
「禁酒」とはとても呼べないので「プチ禁酒」。
それでも僕にとっては大きな変化です。
習慣を変えてまだ二ヶ月ほどですが、時間の使い方も、体調面も、かなり変化が感じられます。
プチ禁酒で時間を増やす
これまで僕の生活は、朝だいたい5時に起きてイラスト制作や家庭菜園での庭仕事を始め、仕事が早く終われば、夕方6時過ぎには缶ビールを飲み始めて、夜は10時に寝るというパターンでした。
350mmのレギュラー缶をだいたい3本〜4本飲む。
飲み始めてしまうと、仕事はもちろん、読書もDVDを観たりといったことも、何もできなくなります(読んでも観ても、ほとんど頭に残らない)。
時間がもったいないなあ、と前から思っていたんですが、なにしろ習慣的に飲み続けてきたお酒。
幸いというか、休みの日でも、日中から飲むことはまったくなくて、夕方6時を過ぎると、体が「飲む時間だ」と反応します。
お酒が好きなので「禁酒」するつもりはまったくなかったのですが、せめて平日の夜は飲むのをやめることにしました。
「本を読んだり、イラストを描いたり、出版予定の本の執筆をしたり、映画を観たり、なんでもいいから好きなことに時間を使いたい」
今回、僕がお酒をやめる(平日のみ)ことが上手くいきつつある一番の理由です。
「やめられる」と思えたヒント
長年、毎日欠かさず飲み続けてきたお酒を、平日の夜だけとはいえ本当にやめられるのか?
一日頑張ったあとの缶ビールをやめるのはなんとも残念でしたが、夜の活動時間を増やすこととお酒を飲むことはどうしても両立しない。
ヒントとしては、以前読んだ池上彰さんの本「情報を活かす力」の一節が頭に残っていたことがあります。
酒を飲まない人は読書の時間が作りやすいということです。
(中略)
読書も、いろんな考えや立場の人たちとの「飲み会」だと考えてみてはいかがでしょうか。
酒を飲む金で本を買って読み、いろんな考えに触れる。
肝臓のためにも頭のためにもいいことだと思うのですが。
池上彰「情報を活かす力」より引用
お茶を飲む
平日のビールを我慢するための方法として、僕は近所のドラッグストアで3種類のお茶を買ってきました。ビールの代わりにお茶を飲もうと。
ほんの思いつきでしたが、これがなかなか良いです。
ティーパックタイプなので、急須を用意したり後片付けしたりする手間もなく、手軽に飲めます。
緑茶を飲んで、そのあとはほうじ茶、など、順番に違う種類を楽しんでいます。
ただの習慣になってしまっていることはやめやすい
重度のアルコール依存症の場合は、今回の僕のようにはなかなかいかないと思いますが、毎晩お酒を飲むというのは、ただの習慣になってしまっている要素が強いと思います。仕事で遅くなったときなど、途中で飲みたいともあまり思わないですし。
僕の場合、飲まない日は20年以上ほぼなかったわけで(入院した時をのぞいて)、それだって立派なアル中と言われればそうなのかもしれませんが、もともと昼から飲みたいと思ったことはほぼありませんでした。
単なる習慣なら、ちょっとしたきっかけさえあればやめられると思いました。
最初はたしかに辛かったですが、はじめの1週間ほどが過ぎると、「我慢する」というほどのこともなくなりました。
それでも、平日はたしかにほぼ飲まないようになりましたが、週末の夜は夕方6:30過ぎには飲み始めます。
飲むと決めた時には飲むし、そうじゃない時には、惰性や習慣で飲まない、ということで良いと思っています。
要は、飲む飲まないをちゃんと自分でコントロールしたい。
それが僕の「プチ禁酒」です。
お酒が減って変化したこと
当初の思惑どおり、飲まない日の夜は、仕事をしたり読書をしたり、素面の頭でやれることが圧倒的に増えました。
飲まないおかげで眠くなるのが遅くなって、以前は夜10時にはベッドに入っていたのが、最近は12時前後の就寝が多くなりました。
飲まなければ、遅くまで起きていても、疲れすぎてさえいなければ、頭は動きます。
起きる時間はほぼ変わらず、朝5時過ぎぐらい。
僕としては5時間の睡眠は少ないですが、睡眠の質が上がって、前よりも短時間で疲れが取れるようになったんだと思います。
翌朝の”だるさ”も減りました。
習慣を変えると自分にささやかな自信がつく
身についた習慣を変えるのは、どんなことでも本当に難しいですね。
僕も、今まで何度か「休肝日」を作ろうと思いながら、この二十年以上、一度も成功したことがありませんでした。
今回、それほどの苦労もなく止められたのは自分でも不思議ですが、最初の辛さを乗り越えて長年の習慣を変えられたことは、ささやかな自信につながったと思います。
その小さな自信は、単に体にいいとか、酒代が浮いたとかいう実際的なこと以上に、僕にとっては大きなことだったかもしれません。
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