(イラストが上達するには)7つの方法と3つの秘訣/連載⑨(全10回)
スランプは必ずやってくる
こんにちは。イラストレーターのAkihisaです。
イラストが上手く描けるようになるための7つの方法と、楽しく描くための3つの秘訣。
第9回目は、秘訣②、「スランプは必ずやってくる」です。
これまでの記事・目次
イラストの上達法
秘訣
スランプはなぜ起こるか
どんな状態をスランプと呼びますか?
今まで出来ていたことが、急に出来なくなるとき。
楽しくやれていたことが楽しく感じられなくなってしまったとき。
頑張ってやれていたのに、まったくやる気が起きなくなったとき。
思うようなものが描けないとき。
成績が悪いとか、バッターの打率が悪い時などにも「スランプ」と言われます。
「うまくいかない」「調子が悪い」状態です。
スランプの時に共通するのは、自分で自分を信じられなくなっている、という状態だと思います。
もう一つ、単純に「飽きる」というのもあります。
以前よりもよく見えるようになっている
スランプは、自分が成長した結果、必ず起こることだと思っています。
「上達法」6回目、「成長の速度を理解して淡々と進もう」でこんなイラストを掲載しました。
成長の曲線の過程では、伸びる時期のあとには、必ず停滞する時期があります。
停滞期は、成長が横ばい、または下降することもある、階段の踊り場です。
それまでに自分の実力は着実に上がっていて、今まで見えなかったものが見えるようになっています。
自分のイラストのどこが良くないか、出来ていないことはなにか、ということも、以前よりも理解する力がついてきている。
今まで以上に自分の作品の欠点が「見える」ようになるため、嫌な気持ちになりやすいんですね。
スランプというのは、この停滞期を差す場合が多いと思います。
嫌な気持ちになる。やる気が起きなくなる。
それまで出来たはずのことも出来なくなったり、我慢してやったとしてもパフォーマンスが落ちます。
スランプを脱出するために出来ることは1つです。
その階段の踊り場がストレスの場なのですから、そにとどまらないこと。
”とどまらない”ということを分けて考えると、2つしかありません。
上に行くか、下に引き返すかです。
下に引き返せば楽
上に行くには、さらに努力や勉強が必要です。
成長するわけだから、今までやっていた方法をさらに変えていかなければならない。
なにかを変えることは、いつも苦しいし、ストレスです。
でも、少しでも上に上がることが出来れば、今のスランプの状態から抜け出せます。
楽にはならないかもしれないけれど、今と同じ辛さではなくなります。
あるいは逆に、楽なのは下に引き返してしまうこと。
自分が無理なく出来る部分に降りて、そこで満足することにする。
それ以上は望まないことにして楽しみます。
成長を目指さなくてもいい、という考え方もあります
下に降りることが、一概に「悪いこと」ではないと思っています。
今以上の成長を目指さなくてもいい、という考え方もあります。
そもそも、成長しつづけなくちゃいけないというのは本当か?
今あるものに満足すればいいんんじゃないか?
本質的な問いだと思うし、すごく個人的な問題でもあると思います。
成長しようとすることには必ず無理が伴うし、無理をした結果、なにかを損なうことだってあります。
今あるもので満足すればいい、なにも変えなくたっていい、という考え方もありだと思うのです。
ただ、何かを表現したり作ったりして人に喜んでもらいたいというのは、基本的には、そもそも欲張りなことなのかもしれません。
叶えたい目的があるので、こうありたい自分と現状の自分に苦しみます。
すごく苦しい。その状況が、「スランプ」状態なのだと思います。
完璧主義もスランプの原因
自分がすることに最高のレベルを求める完璧主義は、マイナスになることのほうが確実に多いです。
失敗が過度に怖くなり、新しいことに踏み出すことができなくなる。
スランプの時は、一時的に「完璧主義」に陥っていることがよくあります。
100点か0点かで考えて、出来ない自分を過度に責めてしまう。
完璧主義というのは、一つの呪いだと思っています。
思い込みに縛られて、本当に大切なことを見失ってしまうことにもなるからです。
完璧を求めて動けなくなることが、スランプを長引かせる最大の原因だと思っています。
スランプから抜け出すには、まずは完璧主義を手放すと決めて、出来ることを少しずつでもいいから、10点でも20点でもいいから、前に進めていくことです。
もう1つの原因「飽きる」
飽きる、というのは、人間の本質、習性です。
同じことをずっと続けていたら、誰だって飽きますよね。
飽きる方がむしろ当たり前のことだから、飽きないために何をするかだと思います。
見方を変えてみたり、やり方を変えてみる。
いつもとはまったく違う方向からアプローチしてみる。
初心に還ってみる。
飽きることでスランプに陥ることは誰にでも必ずやってくることだと思います。
その時に、何を変えることができるか。
いったん気を逸らすなりして気分転換し、また再挑戦してみるのか。
うまく自分を乗せたり、なだめたり、まったく関係ないことをして気づきを得たり、気分を上げたり、様々な工夫が必要になります。
どうしても無理な時にはいったん休もう
どうしてもスランプから抜け出せない時には、冷却期間を置くのもいいと思います。
思い切って、長めの休みを取ってみるのも手です。
一度離れてみると、それまで見えなかったものが見えたり、自然にまたやりたい気持ちが起きてくることもあります。
もししばらく離れるとしたら、その期間は、普段あまりやらないこと、新しいことを経験してみることがいいと思います。
完全に燃え尽きてしまう前に、「いったん休む」こと。
長く続けていく過程では、大事な秘訣です。
それではまた。
イラストレーターAkihisaSawada
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