◯ 足を上げて腹筋運動する女性のイラスト/エクササイズ イラスト,体操 イラスト
イラストレーターという職業/イラストを仕事にすること
こんにちは。イラストレーターのAkihisaです。
恋するイラストレーションNo.500。マットに寝転んで、足を上げて腹筋運動。
エクササイズする女性のイラストです。
「恋するイラストレーション」というタイトルは、2009年の5月から始めたアメブロで、掲載のイラストにつけていたタイトルです。
現在、アメブロの方は少しお休みにして、このサイトの記事の方に力を入れています。
アメブロを書き始めた当時は、まだまだプロとして活動を始めて間もない頃でした。
当時は会社勤めとイラストの仕事、二足のわらじの状態でした。
昼間の会社の仕事を終えて、夜や休日にイラストを描く生活が4年近く続けましたが、とても両立が難しくなり、決意して独立を決めました。
イラストだけで食べている人は1割未満
イラストを仕事としている人でも、イラストだけで食べていけるイラストレーターは、全体の1割にも満たないそうです。
プロとして雑誌や本で仕事をしている人でも、それだけで生計を立てるのは相当に厳しいということですね。
イラストレーターというのは、基本的には、相手からの依頼を待つというスタンスです。
毎月レギュラーで描けるお仕事を持たないと、来月の仕事があるのかないのかもわからず、収入的に結構厳しいことになります。
自分のイラストが様々な媒体で使われることは、なにより嬉しいし、夢の広がる仕事ですが、相当な覚悟も必要です。
フリーになれば、単にイラストを描くだけでなく、イラストも他のビジネスと同じと考えてやっていく必要があります。雑務も、経理も、営業も、すべてこなさなければならない”個人事業主”になります。
仕事は得やすくなっている
仕事を得るという面では、今はネットやSNSがあって、自分から発信することのハードルはずいぶん低くなりました。
ネットを使って自由に自分から発信、アピールができるようになり、誰でも仕事を得るチャンスが増えました。
僕らが10代、20代の頃に比べれば、格段の差があります。
当時は、イラストの仕事を得ようと思ったら、出版社に持ち込みをしたりということがまず頭に浮かびました。
今はほとんど、ネットで事足りてしまいます。
時代の変化のスピードはおそろしく早くなり、数年後にはまた環境が大きく変わっているだろうと思います。
イラストレーターとして活動しつづけ、生き残っていくには、常に勉強しつづけ、世の中や情報技術の変化に、敏感でいる必要が、これまで以上にあるだろうと思います。
良い作品を描くこと+α
基本的には、イラストレーターは描く作品がすべてです。
いいものを描き続けていれば、誰かの目にとまり、仕事を得ていくことができます。
ただ昔と違い、良いものを描くこと「+α」が必要とされるようになったことも確かだと思います。
自分の作品を、いかにストーリーの一部として見せるかということも、そのひとつです。
なにか商品を売る際には、「物語」が必要だと、昔から言われてきたことですが。
いくら美味しい牛ステーキ肉でも、売るためにはストーリーが必要です。
どこで、どんな人が、どんな風に手間と時間をかけて育てた牛なのか。
イラストに限らず、あらゆる仕事に、そういう演出力が求められるようになったのだと思います。
しかも昔なら、誰か別の担当者がやってくれていたことを、今は自分でやる必要があります。
イラストレーターは描くことだけでなく、自分や、描く作品を知ってもらう努力、その仕掛けや演出まで勉強し、「ビジネス」として育てていく努力が求められるようになっているのだと思います。
コツコツ描き続けよう
あれもこれもと、やることだらけで頭が混乱しがちにもなりますが、それでも、基本は楽しみながら描いていくこと。
あちこちに気を散らしつつも、目の前の作品を良いものにすることを最優先に、なにより自分自身が楽しんで、コツコツと描き続けていくことが大事だと思います。
好きなことをやり続けること、好きな人に「好きです」ということは、時にはとても勇気のいることですが、ぶれずに自分のペースで、信じてやっていくことが一番です。
○ 関連記事として、こちらをリンクしておきます。akihisasawada.com
それではまた。
イラストレーターAkihisaSawada
→ 「イラスト制作のヒント」は毎朝7〜8時の更新です
イラスト制作のお問い合わせ・ご依頼
お仕事のご依頼・お問い合わせはメールフォーム、またはお電話により受付ています。
お気軽にお問い合わせください。