こんにちは。三澤です。
有機栽培で、強い味方として活躍してくれる酢。
酢でカルシウムを溶かしたものが「酢酸カルシウム」です。
カルシウムは、野菜の生長に欠かせない病害虫に強いカラダつくりに欠かせないミネラルですが、果菜タイプや根菜タイプなど、生育期間の長い野菜では、栽培著中で不足しがち。
酢と混ぜれてカルシウムを溶かせば、作物がすぐに吸収できるよう形になり、葉面散布で使用することが出来ます。
不足分をすみやかに補給し、欠乏症をおさえる効果がが期待できます。
酢酸カルシウムの作り方
今回使用したのは、ジャパンバイオファームの「太陽のし酢く」を300cc、ナチュラルカルシウム(カキ殻石灰)を150gです。
酢2に対してカルシウム1を混ぜます。
今回カルシウムは、使い捨てのお茶のティーバッグに詰めました。
じかに酢とカルシウムを混ぜるのはなく。ティーバッグにカルシウムを詰めると、後で濾す手間がはぶけます。
30分ほど置いたら、畑の野菜たちに100倍希釈で散布します。
ティーバッグではなく、ハンドドリップのコーヒーフィルターで濾す方法もおすすめです。
溶かすカルシウムは何が良い?
今回の酢酸カルシウム作成に使用したのは牡蠣(カキ)殻の石灰です。
しかし、牡蠣殻以外でも、卵の殻や、ホームセンターなどで販売されている石灰資材でも作れますので、ぜひ試してみてください。
また、今回使用した酢は、「太陽のし酢く」です。
これは、通常の食酢の2倍の酸度があり、pHも低いため、カルシウムを溶かす時間が早く、短時間で作れるのでおすすめです。
冷蔵庫にある一般きな食酢を使用しても構いません。
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