意外と難しい?何度挑戦してもほうれん草(ホウレンソウ)の芽が出ない、よく育たないという人向け
こんにちは。三澤です。
ほうれん草は発芽が難しい、よく育たないという悩みがよく聞かれますが、ポイントさえ押さえれば、初心者でも手間いらずで簡単に育てられる野菜です。
- 何度育てても上手くいかない
- 種蒔きしても芽がでない(または、まばらにしか芽が出ない)
- 芽が出ても大きくならない。黄色くなって枯れてしまう
この記事を読んでいただくと、そんな問題が解決します。
ほうれん草は、うまく発芽が揃えば80%以上は成功も同然と言えます。
初心者でもほぼ100%ほうれん草を発芽させる方法
ホウレンソウの種は殻が硬いので、一晩水につけ、その後キッチンペーパーなどで包んで冷蔵庫に3〜4日置くと芽が出始めます。
日数は品種にもよるので、途中で様子を確認してみて、まだ芽が出ていないようならもう2、3日おいてください。
写真は、100円ショップで購入したケースに種を入れて、水に浸けた様子です。
水は種がしっかり浸かる程度、そんなにたくさん入れなくて構いません。
数日で芽が出る
冷蔵庫に入れてから7日目の写真です。
ここまでしっかり出なくても、白い芽が見え始めてたくらいで蒔いても構いません。
今回はしっかり芽出しを行いました。
こちらは去年の写真。この時は、表面が青くコーティングされた種子でした。
ほうれん草に限らず、コーティングされた種は様々あります。
コーティング種子は、種を粘土鉱物で包んで玉状にし、種を蒔きやすくしたり、雑菌から守るように処理してあります。
ほうれん草の土づくり/ポイントは土壌酸度(pH)
この方法で種まきを行えば、12月初旬ぐらいの寒い時期の種蒔きでも、確実に育ちます。
ただし大切なのは、土のpHは6.5〜7前後に調整しておくこと。
発芽が100%でも、酸性土壌では育ちません。
pHは6.5以下では、そもそも芽が出ない、芽が出ても大きくなれない、黄色くなって枯れてしまう、ということが起きます。
正確には土壌分析を行って土の状態を知るのがベストですが、家庭菜園で「そこまでしなくてもいい。したくない」という場合は、数百円程度で手軽に購入できるリトマス試験紙や、酸度測定液で土のpHを測ってみます。
ホウレンソウの基本的な特徴、種まきのポイントや肥料については、以下の記事を合わせて参照してください。
それではまた。
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