イラスト/モダンガール・モダンボーイ_「鬼滅の刃」の時代の女性

(イラストNo.iof189) イラスト/モダンガール・モダンボーイ_「鬼滅の刃」の時代

 

イラスト/モダンガール・モダンボーイ_「鬼滅の刃」の時代の女性

 

こんにちは。イラストレーターのAkihisaです。

 

「鬼滅の刃」の舞台となる大正時代。

その大正末期から昭和の初めにかけて、「モダンガール」、「モダンボーイ」という新しいスタイルの男女がブームになったことがありました。

 

この時代の女性たちをテーマにして描いたイラストを何点か掲載します。

 

1点目のイラストは、「モダンガール」「モダンボーイ」のカップルです。

 

 
 

モダンガール/カフェで過ごす女性のイラスト

 

(イラストNo.mod002) 大正・昭和の女性・モダンガールのイラスト。カフェで過ごす こちらは、カフェで過ごすモダンガールのイラスト。

 

「カフェ」は、大正時代に生まれた新しい文化です。 映画、自動車、電車、ラジオ、ミシンなど、現在につながる大衆文化や、便利な機械や道具が、モダンガールたち、そして炭治郎(たんじろう)や禰豆子(ねずこ)たちがが生きた大正から昭和初期にかけてたくさん生まれました。

 

モダンガール/ワインをたしなむ女性のイラスト

 

(イラストNo.mod001) 大正・昭和の女性・モダンガール。ワインをたしなむ女性のイラスト ワインを嗜む女性のイラスト。

 

ショートカット・ヘアは、モダンガールの大きな特徴です。 ショートカットと洋装は、新しい、自立した自由な女性「モダンガール」の象徴でした。

 

髪を短く切り、肩まで腕を出したノースリーブのドレスで、ワインを飲む。 こんなシチュエーションは、明治時代までは考えられなかった女性のスタイルです。

 

なにしろ、「髪を切ることは女を捨てること」とまで言われていた時代です。 モダンガールたちの挑戦は、当時としては、それだけの勇気がいるものだったということです。

 

モダンガール/カフェ・当時の広告をイメージした女性のイラスト

 

(イラストNo.mod003) 大正・昭和の女性・モダンガール 当時の広告をイメージして描いてみたイラストです。 チラシの他に、マッチ箱などに、当時女性のイラストがよく使われていました。 少女雑誌が生まれて、多くの女性たちが楽しむようになったのも、この頃です。

 

大正、昭和初期の画家たちは、競い合うようにモダンガールの姿を描いたといいます。 それだけ大きなブームだったということですね。

 

有名なところでは、竹久夢二、小林かいち、高畠華宵、蕗谷虹児、東郷青児、杉浦非水、などがいます。

 

今見ても、コレクションしたくなるような素敵なデザインのマッチ箱がたくさんあります。

 

ちなみにイラストの「カフェー銀座」という店名も住所も適当ですが、当時の広告っぽく、僕の汚い手書きで文字を入れてみました。

 

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明治から、大正、昭和にかけて/「鬼滅の刃」の時代背景

 

「鬼滅の刃」の舞台となる大正時代は大正元年(1912)年の8月から、大正15年(1926年)まで。 明治と昭和にはさまれた、14年5ヶ月という短い時代です。

 

明治(1868-1912)は44年間。 殿様や大名、武士といった長かった江戸時代が終わり、急速に近代化、西洋化、「文明開化」していく時代です。日清戦争、日露戦争という二つの大きな戦争もありました。 昭和(1926-1989)は63年間で、戦前と戦中の暗く困難な時代、その後の高度経済成長の印象が強くあります。

 

明治、昭和という時代に挟まれた、大正とはどんな時代だったのか?

 

一言で言いあらわしにくい感じはしますが、昔、教科書で習った言葉「大正デモクラシー」という言葉が、もっとも合っているのかなと思います。

 

個人の自由、大衆の発言、新しい都市の文化が生まれた時代でした。

 

それまで押さえつけられ沈黙してきた人たち、女性や、労働者、農民がいっせいに声を上げ始め、急速に、民主化と近代的文化が広まっていく時代です。

 

主な歴史的な事件・出来事をピックアップ

歴史的な大きな事件、出来事を少しだけピックアップすると、以下のようなものがあります。

 
 
  • 第一次世界大戦 大正3年(1914)〜大正7年(1918)
  • パリ講和会議 ヴェルサイユ条約締結 大正8年(1919)
  • 大日本帝国 国際連盟に加入 大正9年(1920)
  • 関東大震災 大正12年(1923)
  • NHK放送開始(ラジオ) 大正14年(1924)
  • 治安維持法が制定される 大正14年(1924)
  • 普通選挙法の公布 大正14年(1924)
 
 

大正時代初期は、第一次大戦の戦争景気で一気に輸出が増え、急速に経済が発展した時期です。 しかし一方で、勝ったはずの「日露戦争」以後の重税で多くの民衆は苦しんでいました。

 

労働者を守る法律はまだなく、資本家による搾取が当たり前に行われていた時代、低賃金で一日12時間以上に働かされ、休みもろくになし、という時代でした。

 

農家は地主から土地を借りて耕作する「小作人」がほとんどで、高い小作料のため、蓄えなどなく、娘が「売られる」、子供が「人身売買される」のも当たり前だった時代です。

 

鬼滅の刃にも、売られる娘(子供)「栗花落 カナヲ(つゆり かなお)」が登場します。

 

「鬼滅の刃」の最終選別は、第一次世界大戦開始の時期と重なる

 

「最終選別」が行われるのは、大正元年から3年のどこかから始まった物語と考えられます。

 

藤襲山に登場する鬼のセリフに、

 
 
「忘れもしない47年前、あいつがまだ鬼狩りをしていたころだ。江戸時代…慶応の頃だった」
 
「鬼滅の刃」集英社(ジャンプコミックス)より引用
 
 

とあり、慶応は明治の最後、1865年から1868年という、3年しかない短い時代なので、単純計算で推測できます。

 

47年を足し算してみると、最終選別は1912(大正元年)〜1914(大正3年)のどこかで行われた、とということになります。

 

つまり鬼滅の刃の物語の始まりは、第一次世界大戦が始まる少し前。 照らし合わせてみると、「鬼滅の刃」が実際にどんな時代の物語なのかがわかって、面白さも増す感じがします。

 

「モダンガール」新しい女性たちの時代

 

鬼滅の刃と重なる時代を生きたモダンガールとは、新しく生まれた現代的な女性。

 

しかしその新しいスタイルを実践することは、相当の勇気が必要ようだったはずです。
以前から、そんなモダンガールに興味があって、時々趣味でイラストを描いていました。

 
 

彼女たちへのリスペクトの気持ちを込めて、今後も「モダンガール」のシリーズを、時々描いていきたいなと思っています。

 

それではまた。

 

イラストレーターAkihisaSawada

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