秋のジャガイモ「ニシユタカ」を収穫
こんにちは。三澤です。
8/1に蒔いたジャガイモ「ニシユタカ」を収穫しました。
夏蒔き、秋獲りのジャガイモを育てたのは今回が初めて。
ちゃんと収穫できるか心配でしたが、上々の出来でした。
品種「ニシユタカ」
「ニシユタカ」は長崎県で開発された品種。
登録は1978年でわりと古く、夏植え・秋収穫のジャガイモとしてポピュラーな品種です。
ニシユタカは、春植えも出来ます。
煮崩れしにくく、煮込み料理に向く品種
見た目は丸くて、「男爵」や「キタアカリ」に近い感じに見えますが、ホクホク系ではなくしっとり系。
メークインと同じで、煮崩れしにくいので、長く煮込むような料理に向いています。
秋獲りジャガイモの種の入手方法
春に植えるジャガイモは何十種類もありますが、夏植え・秋栽培のジャガイモは品種が限られてきます。
実際に、近くのお店で手に入る品種となるとさらに限られます。
今は、「サカタのタネ」や「タキイ」など、ネットを利用すれば、たいていの品種は見つかるので、便利になりました。
幸い、うちから車で30分ほどのところに「産直市場グリーンファーム」というお店があり、僕はいつもそこで野菜の苗や種を買っています。
種類が豊富で、春は30種類ぐらいのジャガイモの種が店頭に並びます。
産直市場グリーンファーム 春のジャガイモの種
心配だったのは生育期間
ジャガイモの生育期間は約3ヶ月。
長野県駒ヶ根市は寒冷地で、10月末から11月初旬には霜が降りることが多い地域です。
短めの期間で無事収穫できるのか少し心配でした。
8/23 苗の生育具合
種を植えて3週間後の状態。
ようやく芽がはっきりとした形に育ってきたところです。
10/21 ジャガイモの苗
葉っぱが青々としていますが、まだ木が小さい感じです。
11/06 ついに初霜が降りる
11/6、ついに今年最初の霜がうっすらと降りて、それまで元気だった葉がいっきに萎びてしまいした。
霜が降りるとこうなるんだというのが、初めて目で見てわかりました。
ジャガイモのほか、里いも、サツマイモなどは、基本、初霜が降りる前か、降りてすぐが収穫のタイミング。
というわけで、いよいよ収穫です。
ジャガイモの収穫
心配していた以上に、予想以上の良い出来でした。
今年は6月から7月にかけて、全国的に以上な長雨だったので、せっかく収穫した夏のジャガイモは出来がよくなかったのですが、今回のこの「ニシユタカ」は、それに比べてはるかに出来がいい感じです。
夏収穫したジャガイモは水分が多すぎて、保管しておくとどんどん水がにじみ出てくる感じでした。
次第に嫌な匂いがするようになり、このままだと腐ってしまうという状態だったので、すべてフライドポテトのサイズに切って茹でたあと、冷凍保存にしました
家庭菜園作り6年目。
毎年ジャガイモを作っているのですが、こんな年は初めてです。
今回獲れたジャガイモは、粒も大きすぎず小さすぎず、味も良さそうです。
ジャガイモは、あまり大きくしすぎると、見た目は立派なのですが、切ってみると変色していたり、肉質が良くない場合があります。
泥を落として天日で乾かして保管
収穫したジャガイモは、3時間から半日、天日で乾かしてから保管します。
途中で一度ひっくり返し、裏側についた泥の水分もしっかり乾かします。
表面が白く乾いたら、軽く泥を落としてダンボールに保管。
室内の日の当たらない場所に置きます。
泥を落としてダンボール箱に入れる作業を、娘が一緒に手伝ってくれました。
今夜はジャガイモパーティー
獲れたての、文字どおりまさしく「新ジャガ」で、今夜はフライドポテトを作ります。
小さいものも残さず収穫。
小さいジャガイモは皮がうすく、凹凸も少ないので、きれいに洗えば皮つきのまま食べられます。
ポトフやシチューに最高です。
それではまた。
イラストレーターAkihisaSawada
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