6月初旬に植えた里芋を今日収穫しました。
趣味で育てている小さな家庭菜園なので、今年植えた苗は全部で6株です。
そのうち3株を今日収穫しました。
収穫の時期
里芋は基本暖かい地域の作物。熱帯アジア原産で、寒さには弱い野菜です。
収穫の時期としては、秋から冬の始め。
霜が降りる前に収穫が目安ですが、霜が降りてからでもギリギリ大丈夫です。
1、2回霜を受けるとあっという間に葉が枯れるので、そのタイミングが収穫時期の限界タイミング、と考えてもいいと思います。
逆に、葉っぱが元気なうちは、芋も育っているので、早く獲りすぎず、しっかり太らせてから収穫するのがポイントです。
いざ収穫
里芋は根元の近くから茎を切り、収穫に邪魔な大きな葉を取り除いておきます。
こうしておくと、作業が楽になります。
掘り起こす
里芋は根がしっかり張っているので、シャベルを根元から30〜40センチぐらいのところに入れます。
芋を傷つけないように注意して、周囲から、土ごと本体をすくい上げるような感じで、持ち上げてあげます。
すぐ使う分を取り外す
里芋は、すぐ使う分は、子芋、孫芋、すべて親芋から取り外します。
我が家で今日使う分を、取り外して洗い、ボールにあけました。
数日中に使う分は、とりはずした状態で、洗わずに土のついたまま、新聞紙でくるんでおきます。
※冷蔵庫には入れないでください。
イラストレーターAkihisaSawadaの「恋するLINEスタンプ」発売中です
長期保存の3つの方法
① 土の中に保存する
穴を掘って埋めておきます。
その場合、掘った里芋は、取り外さないように、親芋に子芋、孫芋がついたままの状態にします。
50センチぐらいの穴を掘り、しっかり盛り土をして、寒さに当てないことがポイント。
冬、土の表面近くは凍りますが、地表から15センチ以下では暖かいので、長期保存がききます。
② 冷凍保存
皮をむいて、そのまま生で保存するか、ゆでて保存するか、2パターンです。
ゆでて保存すれば使いたい時にすぐに使えて便利ですが、柔らかくなりすぎたり、崩れたりするのに注意です。
我が家の場合は、むいて生で冷凍します。
その場合、アクを取っておくのがポイント。
むいた里芋を、ざっと塩でもんで洗えばアクがとれます。
ちなみに、冷蔵庫に保管するのは絶対にダメです。
暖かい地域の作物なので、寒さには弱く、冷蔵庫に入れるとすぐに元気がなくなってしまいます。
③ 暗い場所に保管
切り離した里芋を、洗わずに土のついたまま、新聞紙でくるんで、風通しのいい暗い場所に保管します。
じゃがいもの保存と同じ要領です。
簡単なポイントさえ押さえれば初心者でも作りやすい野菜「里芋」
里芋は、苗を植えたらほぼ手間いらずで、家庭菜園1年生でも作りやすい野菜です。
いくつかのポイントさえ守れば、まず失敗のない作物ですが、その簡単なポイントを守らないと、いい里芋ができなくなってしまうので、注意が必要です。
絶対守りたいポイントは2つだけ
ポイント① 月に1回、追肥と土寄せ
苗を植えたら、月に1回追肥と土寄せをします。
土寄せをしないと、芋が露出して、緑になってしまうので気をつけましょう。
ポイント② 夏場の乾燥を防ぐ
里芋は、高温多湿を好む作物です。
乾燥には弱いので、株の周囲にはワラなどを敷いて、晴天が続いて乾燥するようなら水やりをしっかりします。
こうすることで、芋がしっかり太ります。
これを怠ると、小さな芋しか獲れなくなり、獲れる数も減ってしまいます。
というわけで、本日、里芋の1回目の収穫が無事できました。
今夜は獲れたばかりの里芋を使って、男の手料理、豚汁を作ります。
それではまた。
イラストレーターAkihisaSawada
イラストレーターAkihisaSawadaの「恋するLINEスタンプ」発売中です
イラスト制作のお問い合わせ・ご依頼
お仕事のご依頼・お問い合わせはメールフォーム、またはお電話により受付ています。
お気軽にお問い合わせください。