カズオ・イシグロ「クララとお日さま」
自分へのご褒美
／カズオ・イシグロ「クララとお日さま」
こんにちは。イラストレーターのAkihisaです。
週に１度か２度、本屋に立ち寄るのが習慣です。
先日見つけたのは、カズオ・イシグロ「クララとお日さま」。
カズオ・イシグロ「クララとお日さま」
「クララとお日さま」 カズオ・イシグロ (著), 土屋 政雄 (翻訳)
3/2に世界同時発売されたカズオ・イシグロ氏の「クララとお日さま」。
イシグロ氏のファンとしては迂闊でしたが、本屋で見るまで、新作出版のことを知りませんでした。
イラストの締め切りが片づくまでは我慢することにしたので、実はまだ買っていません。
まもなくひと段落しそうで、仕事が終わり次第買いに行きます。
早ければ今週末から読み始められそうです。
子供の愛玩用に開発された人工フレンドのクララ。
好奇心旺盛で店のウィンドウから外の世界を観察するのが大好きだ。
ある少女の家庭に買われていったクララは、やがて一家の大きな秘密を知ることに……愛とは、知性とは、家族とは？ 根源的な問いに迫る感動作。人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱の少女ジョジーと出会い、やがて二人は友情を育んでゆく。
生きることの意味を問う感動作。愛とは、知性とは、家族とは？ノーベル文学賞受賞第一作、カズオ・イシグロ最新長篇。早川書房より引用
こんなに早く新作長編が出るとは予想していませんでした。
「忘れられた巨人」をつい２年ほど前に読んだ気がしていたんですが、もう４年も経つんですね。
仕事の後のご褒美
僕はよく自分にご褒美を用意します。
好きでやっている仕事なのでそれ自体がご褒美ではあるけれど、もちろん楽なことばかりじゃないし、なかなか上手く進まなくて苦労することもあります。
張り切ってテンションをあげて頑張れるように、イラストの難易度や描く量によって、小さなものから大きめのものまで、自分にご褒美を用意しておく。
１日仕事したら夜はゆっくり好きなことをするとか、締め切りが何ヶ月も重なったあとはどこかへ旅行に出るとか。2時間集中して仕事したら、30分好きな本を読む、というのも、ささやかですが自分へのご褒美の一つです。
ここ２ヶ月ぐらい締め切りに集中していて、イシグロ氏に限らず小説を読むのは控えていたんですが、締め切り明けのご褒美がイシグロ氏の新作長編とは、最高のご褒美です。
それではまた。
イラストレーターAkihisaSawada
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