イラストを描く人におすすめの本
イラストを描く人に、おすすめしたい本を1冊紹介します。
「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」
今回、この本を読んだのをきっかけに、約5年ぶりにジム通いを再開して10日たちました。
二日か三日に一度通っていて、昨日で4回目です。
あまりに運動しなさすぎる生活が続いていたので少し体を動かしはじめたんですが、1回1時間程度の運動でも、ずいぶん体調が良くなってきた実感があります。
肩こりも腰痛もあまり感じなくなってきたし、運動するとお腹が減るのでご飯もたくさん食べるようになってきました。
ぐっすり眠れるようになったし、昼間だるさや眠さを感じるようなことがなくなってきています。イラストを描いていても、集中力が続きやすい。
わずかな運動で、こんなに体調が良くなっていいのかな?
とちょっと自分でも不思議に思うぐらいですが、スタート地点がマイナスだっただけに、実感できる効果もそのぶん人より大きいのかも知れないと思います。
少しずつですが、有酸素運動の量、ウエイトの負荷の量も上げ始めました。
山本ケイイチさん「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」
幻冬舎の新書で、200ページちょっとの本です。
とてもわかりやすく読みやすい文章で、説得力があり、読むと自分も体を動かそう(動かさなきゃ)と強く思わせてくれる本です。
以下、一部を抜粋します。
「どんなにマインドが高くても、体調が良くないとふだんの力が出せなくなる」
「自分がトレーニングをするのは、自分本来の輪郭をしっかり保つため」
「若い頃から体重が変わらない、と自慢する人がいるが、そもそも加齢にともなって人の筋肉量は減ってくる。本当ならそのぶん体重が減っていないとおかしい。
つまり運動しないで体重が変わらないのであれば、筋肉が減った代わりに、脂肪が増えていることになる」山本ケイイチ「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか 」(幻冬舎新書)より引用
日常的に運動をするという習慣が、健康面だけではなく、メンタルな面や、仕事、イラストを描くこと、生活全般にいい影響をもたらしてくれるのだということがわかります。
トレーニングすることのメリットは、それ付随して生活態度そのものが変化することが大きい、というのもうなずけます。
トレーニングしているんだから、食事もちゃんとしたものを取ろう、睡眠もちゃんと取ろう、と思ったり、頑張ってトレーニングしている自分を褒めてあげよういう気持ちも起きてくる。
物事の良い面、明るい面に目を向けることが出来るようになり、前向きになれやすいんだろうと思います。
イラスト制作はとにかく1日中机に向かいっぱなしなので、長く描き続けていくためにも、しっかり体を元気に維持していかなくちゃなと思いました。
「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」。
おすすめの一冊です。
それではまた。
イラストレーターAkihisaSawada
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