女性向けイラスト、ファッションイラストを中心に制作しています。雑誌、広告、WEBイラスト制作など。長野県在住。

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恋するイラストの描きかた+その周辺
AkihisaSawadaイラスト・デザイン室

甥っ子のコロコロコミック_メルマガバックナンバー #058


 

12歳の甥っ子と僕は仲が良いです(奥さんの姉の子供)。

いろいろな話をし、二人で写真を撮ったりビデオを回したり、ゲームにつきあったり(3DS、iPhone)、近所に買い物に歩いたり、夜は一緒にお風呂に入り、一緒の布団で眠る。

三年ぐらい前に、家族みんなで伊豆の海まで一泊旅行をしたことがあった。
彼は車の中で、僕の膝の上に座りたがった。
車中のちょっとした出来事で、彼の気持ちがささくれてしまった時には、立ち寄った砂浜を二人で手をつないで歩いた。

今では彼は十二歳で、前ほどはベタベタくっついたり甘えたりはしてこない。
ちょっと寂しくはあるけれど、男の子が大きくなっていく時ってそういうものだ。

ところで彼の愛読書は「コロコロコミック」。
9歳の時も今も、毎月欠かさず読んでいる。
僕も「コロコロ」は、小学生の頃にはほぼ毎月読んでいた。
当時は、チョロQを扱った漫画とか、「ゲームセンターあらし」とか、そんな作品が載っていた。

彼はコロコロを、毎月隅から隅まで目を通し、繰り返し読んでいる。
面白いところでは嬉しそうに笑う。うけたセリフを声に出して聞かせてくれたりもする。

その彼のコロコロを、僕もこの間手に取って、じっくり目を通してみた。
でもはっきりいって、今の僕にはまったく面白くない。
かつては今の甥っ子と同じように、とても楽しんでいたはずなのに。
僕にとっては、彼が楽しそうに読んでいる姿を見ている方が、よほど楽しい。

すっかりいい大人になってしまった僕には、どれだけ注意深く集中して丁寧に読んでみても、書かれていることの面白さがまるで伝わってこない。
「ここはきっとドッとウケる場面のはずだ」という箇所は、人物たちのずっこけかたやなんかでだいたいわかるのだけれど。

いったいこれはどういうことなのかなと、なんだかとても不思議な気持ちになる。
自分にも昔は楽しめたはずなのに。

でも考えてみると、この漫画だって描いているのは大人なのだ。
熟練ともなってくると、30代、40代ぐらいが多いだろうと思う。
そういう人たちが、子供に向けて描いている。

それってちょっとすごいことだなと思った。
彼らは、子供がなにを喜ぶか、その感性がわかっているのだろう。
普通の大人には、なかなか出来ることじゃない。
そう考えると妙に感心してしまった。

あの頃と今とでは、自分の中でなにがどう変化したのだろう?
良くも悪くも。

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